温泉クアオルト

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先日、山形県上山市(かみのやまし)下田市議会産業厚生委員会の行政視察に 随行として行ってきました。
上山市と、和歌山県田辺市大分県由布市の3市合同で行っている、温泉クアオルト研究会に参加してきました。

クアオルトとはドイツ語で"健康療養地"のことです。ドイツでは温泉や海、泥、気候、クナイプ式という水治療などで疾病を治療、緩和予防する自然療法が医療保険の対象となっています。その治療する地域として整備された長期滞在型の療養地健康保養地がクアオルトと呼ばれています。

ここでの取り組みは、近年の高まる健康志向に着眼し、地域の方々が活き活きと楽しみながらウォーキングをしたり、温泉に入り、自然の中でリラクゼーションする中に、観光客が参加するという観光スタイルで、日本型クアオルトの研究や推進を行っているものでした。

気候や地形は違うにしても、考え方や趣向そのものは、下田市で行っている"海洋浴"の取り組みに通じるものがたくさんありました。


毎日行われている早朝ウォーキングにも参加しましたが、地域の方々が多く参加していて、山の上からみんなで大声で「オハヨーーーーーーーー!!」と息が続くまで長〜く叫んだり、木に抱きついたり、童心に返ってやまびこをしたり。

上山市の皆さんの人柄は、明るく、おおらかで、ユーモアに溢れる方ばかりでした。

たしかに、毎朝のこんな習慣が身についたら、心も体も健康になること間違いなし!と実感しました。
いい体験をさせていただきました。




長期戦にはなるけれど、地域力のUPは観光だけでなく、コミュニティ能力の回復による人間性の向上、防災などにも影響は大きいと思います。




クアオルト料理もヘルシーで、とっても美味しくて、素晴らしかったです!

こちらの地域ではあけびは中身よりも、主に外側を食べるんだそうです。ひき肉と味噌を入れて蒸したり炒めたりします。
私もいただきましたが、ほんのりと絶妙なほろ苦さと味噌の相性が抜群においしかったですよ!今まで外側を捨てていたのがもったいなく感じました。


←必要ないかもしれませんがいらぬ誤解を招かぬよう、こちらの食事は自費であることを念のため申し添えさせていただきます。


食用のほおづきなんかもありました。グアバのような、柑橘系の味がして、これもまた美味しくて驚きでした。
さくらんぼやラ・フランス、山ぶどうをはじめ、山の幸の名産品が多いのも山形の特徴ですね。お米もツヤツヤ「つや姫」の新米が売り出されていました。

このクアオルト料理もこの地域ではよく出されるようになってきており、地のものを地で消費する、地産地消にも貢献しているようですねっ!














上山(かみのやま)は"神の山"とも呼ばれるだけあって、神々しくて美しかったです!















2日目の帰りがけに立ち寄った蔵王の頂上付近はすでに紅葉を迎えていてきれいでした(*^^*)
刈田岳山頂のお釜にも感動しました〜!!
※お釜は宮城県です





今回の行政視察で随行の身ではありますが、自分なりにまとめてみると、キーワードはやはり「 地域力の向上 」だと思いました。


市民の方々が愉しく、輝きながら取り組むことで、お金をかけずに長く"継続できる"ということ。
また、地元の人が活き活きとしているまちはとても魅力的で、観光客も訪れたくなったり、住みたくなるということに繋がることが見出されました。


上山市でクアオルトを実践している方の「私たちは、頑張らない健康づくりをしています」という言葉が強く印象に残りました。

継続は力なり!よい習慣をたくさん取り入れた、地域力の高いまちづくりをしていきたいものですp(^o^)q

下田市長の友人である、NPO法人上山まちづくり塾 事務局長の枝松直樹さんをはじめ、宿泊させていただいた旅館三恵さん、上山市役所の職員の方々、上山市のたくさんの方の懇切丁寧な温かいご対応に、この場をお借りして改めて感謝申し上げます。

本当にありがとうございました。



枝松さんのブログ吉村知事再選を期す決起集会 11/13: 枝松直樹の活動日記