舌鼓をうつ會<感想>

私も、舌鼓をうつ會に参加してきました。
その中で伺った良い話をひとつ。
この話は福丸<福丸さんは、漁師とダイビング業を兼ねている方です。>の佐藤さんから伺いました。
下田S級サザエを育む母なる海、神子元島近海は、有名なダイビングスポットであるということ、日本国内にとどまらず世界的に見てもスバ抜けてすばらしいスポットであることは既報のとおりです<これについては、今回参加してくださった神子元ハンマーズ(漁師さんではなく、正真正銘のダイビング業者さんです。)さんも太鼓判を押しています。>が、合わせて漁師さんにとっても、釣師さんにとっても非常に重要で魅力的な場所となっています。
よく海を抱える場所では、観光業として海に向かう「ダイビング」、生業として海に向かう「漁」、その中間に位置する「釣」この三角関係の衝突がよく問題となるのですが、神子元島では、この三者の関係が非常に良好に行われているということでした。
そのきっかけは、単純なことだったとのことです。
それは、「声をかける」こと、相手を悪者にするのではなく「相手を気遣う」こと。この2点に踏み込むことでお互いに信頼関係が生まれ、うまく行く様になったそうです。
この気持ちにさせた神子元島、さすが母なる海です。
これは、ここだけに留まらず、いかなる場所、場面でも通用することだと思います。心に刻まれました。

S士Hawk