會長の「悠々自適」ver.4 高校野球春季静岡県大会準決勝「常葉橘vs常葉菊川」を観戦す

ちょっと前、4日の話ですが、GWは特に予定もなかったため、私會長のふるさと富士市に帰りつつ、沼津市のあしたか球場で行われている高校野球の春季大会準決勝を観戦してきました。
第1試合=静岡高校vs飛龍高校
第2試合=常葉橘高校vs常葉菊川高校

−ちょっと解説−
春季大会とは?
高校野球には、大きく分けて大会が3つあります。
まずは、3月の中旬ころに行われる春の選抜甲子園大会、これが1つ目。これは9月〜11月くらいにかけて、まず静岡県の各地区で予選を行い、この地区予選を勝ち上がると県大会へ、県大会で3位まで入ると今度は東海大会へ出場となります。この東海地区=静岡県、愛知県、三重県岐阜県の合計12チームの中から上位2チームが春の甲子園に出場ができることになります。
2つ目が、皆さんもご存じの8月の夏の甲子園。これは解説不要でしょう。7月くらいから各県、各球場で熱戦を繰り広げていますね。高校3年生にとっては、ラストの大会。
この3月と8月の甲子園に挟まれる形で、4月〜5月にかけて春季大会が開催されます。これが3つ目です。
この大会は簡単に言いますと、夏の甲子園静岡県大会のシード校を決める大会です。春季の県大会で優勝すれば夏の県大会で第1シード、準優勝なら第2シードとなり、基本的には春季県大会でベスト8までが夏のシード校となる仕組みです。春季大会も県の地区予選、県大会、東海大会といった順で勝ち上がりますが、東海大会までで終わりです。
一応、こんな感じです。

第1試合に登場する静岡高校は、夏の甲子園22回、春14回出場という静岡県で屈指の名門校で、高校球児にとっては憧れの高校(学問も県内トップクラス)。私會長も静高ファンです。
飛龍高校(旧沼津学園)は一度も甲子園に出場していませんが、常に上位に顔を出す静岡県東部の雄。レスリング、ボクシングなどは全国トップのスポーツ強豪校。
この2校の激突、面白い対決になるなと思い第一試合の後半から観戦できればと駆けつけましたが、、、球場に到着したときには ↑ の写真のとおり終わってました、、、残念。
 
第2試合は、ここ最近の静岡県高校野球界をリードする常葉の兄弟校対決。
常葉橘高校は、ここ数年はコンスタントに甲子園まで足を運んでおり、昨夏は3回目の出場を果たしています。
そして今回の観戦のお目当て、常葉菊川高校。数年前の4期連続にわたる甲子園での活躍(春優勝、夏ベスト4、春2回戦敗退、夏準優勝)は記憶に新しいところ。今年の春の選抜でも3回戦まで進出しています。
この両校の対決、試合も引き締まった好ゲームに。
お互い投手陣の層が厚くてレベルが高く、投手戦模様。
結果は、常葉菊川のサヨナラ勝ち。2−3×
いやぁ〜、高校野球を久々に見ましたが、何て言うんでしょうか、きびきびと動きダラダラしていないので、観ていて清々しく、2時間半くらいで1試合が終わるのは観戦しやすくて良いですね。
また、夏の大会で機会があれば行ってみたいなあと思いました。
それにしても、高校球児、特に3年生にとっては残すは夏の大会のみですから、悔いのないように残りの時間頑張ってほしいなあと・・・