お帰りなさい。

先日、同じ職場にいて昨年度、定年退職されたTKさんとお話する機会がありました。

このTKさん、退職後長年の夢だった、数ヶ月間計10数カ国に及ぶ夫婦でのヨーロッパ旅行から、つい最近、帰ってきたのです。ロシアからヨーロッパを横断、ポルトガルまで行ったあと、フランスに戻って帰国してきたとのことでした。

元々船で世界をまわっていたという特殊な職歴があり、とにかく豪快、英語も堪能ということで、旅先では国籍、性別、年齢問わず、色々な人たちと仲良くなった様子。
「電車で隣りにいた奴と毎晩飲みあかしていたんだが、そいつがオレのビールばっかり飲みやがってよー。」
なんてことも言っていました。

幕末、下田で日露和親条約を締結したロシアの提督・プチャーチンの墓を辿って、ウクライナキエフへ行ったり、テレビで見て前々から聞いてみたいと思っていた歌手の出演する、パリのシャンソンバーに行ったり、その他にも、サンシーロで見たイブラヒモビッチがすごかったとか、カンプノウのメッシは他の選手とは違っていたとか、シャガールやらピカソの絵がどうとか、とにかく満喫して帰ってきた様子でした。



モン・サン=ミシェルで一緒になった日本人女性が、とても素晴らしい女性であった。
・意気投合して色々な話をしているうち、『フランス』を訪れていたのが、大学の卒業旅行であり、内定している就職先が大手S社だということを知った。
・S社というのは、『ドイツ』でライン川くだりをしていたときに知り合った日本人男性と同じ会社だった。
・そんなめぐり合わせから、3人で『東京』で会う約束をした。

「どうだい、オシャレだろ。」というTKさん。相変わらず、イキなことをする男です。



ちなみに一番よかった国は「ポルトガル」だそうで、情熱的な本人の性格とマッチしたのでしょう。年末、一緒に酒を飲んだときに、もっと土産話を聞きたいと思います。

(反S)