イルカの話

本日は日曜日ですがお仕事。下田海中水族館の方々をお招きし、『イルカの話』公開講座を開催しました。小学生からご年配の方まで定員いっぱい、イルカ人気は健在です。



・イルカの祖先、実は4足歩行、陸地の動物だった!(5000万年前くらい)
・イルカは視力0.1程度の近眼。音波ばかりが注目されてるが、水中の生物では格段に視力が良く、視覚の重要性も高いのでは?
・水族館でのトレーニング方法
・入り江に迷い込んだイルカや、海岸線に漂着するイルカの話(写真は海岸線に打ちあがった『カマイルカ』の標本です。)

などなど。

それと映画「ザ・コーヴ」で注目を集めたイルカ漁の話。知らない方は驚くかもしれませんが、伊豆地域にはイルカを食べる食文化があります。講座の参加者のなかにも「イルカを食べるのは可哀そう」という意見と、「古くからの食文化も大切にすべき」という意見がありました。こうした話に限ったことではないですが、人それぞれ、様々な考え方を持っており、それらを判断するためには、色々な角度から物事を知り、考える必要があるのかもしれません…。

(反S)