會長より ①「古代のロマン」を求めて  ②「ブーゲンビル島に散る」を観る

GW前半を利用して、4月28日から今日までの3日間旅行に出かけ、先ほど帰宅しました。
静岡県下田市から日本列島を縦断、まさにフォッサマグナ沿いに北上する形で日本海まで突き抜け、富山県新潟県群馬県を巡る旅でした。
奥様と二人でマイカーで移動しましたが、すべて私會長が車を運転、全行程で距離がどのくらいになるのか測ってみたところ、なんと985Kmにまで達していました。おつかれっす!!!
これほどの車旅でしたが、その大きな目的は2つ。それが主題のとおりです。って一体何じゃらほい?

①「古代のロマン」を求めて
実は、糸魚川の近くにある海に行って、石を拾いに行ってきたんです。といっても実はただの石ではありません。ヒスイという勾玉の材料にもなった宝石みたいなものですが、この宝石を拾いに行ったわけです。海の名前もそのまま、ヒスイ海岸って言うんです。
10年以上前にも友人と2度ほど行ったことがありましたが、ヒスイに巡り合うことができず、いつかリベンジしたいと思っていたので、この機会に妻も連れて道楽につき合せようということになったわけです。
で結果や如何に?

拾った石の写真は、一番右の写真の左の塊のものです。正直、本当にヒスイかどうかわかりません。が一応それらしいものを拾ってきました。といいますか、そんなに簡単に落ちているはずがありませんよね。
私會長たちは朝の6時には海岸に行っていましたが、何人かはすでに波打ち際をテクテク。しかもここ数日は天候も良く、海も荒れていませんので条件は最悪。やはり海が荒れた日の次の日に歩かないとダメらしいですね。
といっても、それでも巡り合えるかどうかというレベルではないでしょうか。真ん中の写真は、道中で立ち寄ったお店の品物。すごい大きさですね。
もちろん中々出会えないことは分かっていながらロマンを求めていくわけですが、性懲りもなく、またいつの日か再度拾いに行ってみたいなと思っております。

②「ブーゲンビル島に散る」を観る
1943年4月18日、1機の飛行機がこの島に墜落しました。墜落した飛行機は一式陸上攻撃機、この飛行機に時の連合艦隊司令長官である山本五十六が搭乗していました。ラバウルの基地からソロモン諸島に向かう途中、待ち受けていたアメリカ軍機に撃墜され、最期をとげたわけです。この撃墜された飛行機の翼の一部と長官の座席が、新潟県長岡市山本五十六の出身地)の山本五十六記念館に展示されているので、以前から一度観に行ってみたいと思っていました。
山本五十六というと、小学校5年生の時だったでしょうか。戸川幸夫氏の「人間提督 山本五十六」という本の読書感想文を書いて学校で入賞したのを思い出します。
また、3年ほど前に読んだ山本五十六のご長男である山本義正氏著の「父 山本五十六」という本は、軍人ではなく、まさしく「父」としての山本五十六の姿が描写されており、読んでいて非常に温かみを感じた良い本でした。むしろ著者である山本義正さんの人となりが表れているといってもよいような感じでした。
年末から公開された映画『聯合艦隊司令長官 山本五十六』も観に行きましたが、この映画は、山本義正さんの監修によるものだと一発で分かるくらいの内容でした。
この映画の影響からか、山本五十六記念館には多くの人が来館していました。
展示してあった翼の一部を観ましたが、何とも言いようのない気持ちになりました。

旅行の締めくくりに下田市姉妹都市である群馬県沼田市にも立ち寄り、市内散策をしてきました。
3日間天気も良く、長年の思いも果たせたいい旅行をすることができました。