2012 夏休み (鳳凰三山縦走編)

夏だもの、夏山に行かなくちゃ。
ということで鳳凰三山、日帰り縦走 頑張ってきました。










今回歩いたコースは、青木鉱泉からドンドコ沢ルートを登り、鳳凰小屋→地蔵岳観音岳薬師岳、そして中道ルートを下る周遊コース。
このコース、日帰りで歩いている人はいるものの、コースタイムは12時間40分、念のため「お泊りスキンケアセット」をリュックに忍ばせての山行です。
最近は標高300mに足らない低山ハイクばかりだったので少し心配があったのですが、週に3〜4日の30分ランニングが功を奏してか歩き始めから調子良く、快調に前進していきます。
それでも鳳凰ノ滝から白糸滝までの登りはちと辛く「ここからきつくては、この先・・」と心配がよぎり始めた頃、すれ違った方が「ここが一番キツイんだよね!がんばって!」と声を掛けてくださり、「そうだよね、この登り、そうかそうか」と安心して登ることができました。
五色滝 滝壺のミストに癒されて、鳳凰小屋ではコーラで大休止し、眼前に広がる甲斐駒、仙丈、北岳の山容を胸に登っていきますが、地蔵岳直前のザレ場は歩けど歩けどなかなか進みません。あまりに進みが悪いので後ろを歩いていた夫がお尻を支えていたのはここだったか?
そして毎度のことながら泣かされるのは下りです。時に一歩の幅は足の大きさほど。ザクザク快調に下るMさんから見たら私の歩きは綱渡りのように違いません。「何をしてるの?」と思われて当然のスピードです。そんなスピードだから下りは非常に長く感じました。

大変だったレポの鳳凰三山ですが、時折吹く風は気持ちよく、やっぱり夏はがんばって登る山行が最高です。そして下山後の温泉も最高、家に帰って山の水で割って飲むウイスキーも最高なのでした。



翌々日は、吉祥寺に出かけ、さとうのメンチカツ(16年越し初めての購入)といせやで焼鳥を調達し、井の頭公園で昼間っからビール。
そんな夏休みも良いものでした。
(S区 改め港南区在住)